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ポール・マッカートニー「NEW」

 今年も残すところ、60日を切った。年齢を重ねるごとに、1年が過ぎる速度が増していくようだ。

 11月。多くの人が待ちに待ったポール・マッカートニーの日本公演が行われる。ぼくの周りでも、団塊世代のオジサンから壇蜜のようなオネーサマまで、幅広い年代の男女が「齢70、最後のポールの雄姿」を観に行くと、色めき立っている。

 ぼくもテレビ局のある先輩から「行くならチケットを手配するよ」と、8月上旬に声をかけてもらった。喉から手が出るほど、行きたくて行きたくて仕方なかったけれど、しがないフリーランスの身の上。経済的事情を考えれば余裕が全くなかったため、泣く泣く諦めた。

 そんななか、ウワサに聞いていた新譜「NEW」を聴いた。1曲目「セイヴ・アス」から仰天。ポップでエネルギッシュなナンバーは、初めてビートルズを聴いて全身に稲妻が走った中学生のころを思い出させるほどの衝撃だった。理屈抜きで「カッケー!」と叫びたくなるほどの格好良さだ。

 といっても、ジジイのセンチメンタリズムで言っているのではない。きっと、今の中学生や高校生だって「カッケー!」と感じて、すんなり“ポールの世界”に入っていけるだろう。

 もちろん、先行シングルで発売された「NEW」など、かつてのビートルズ・ナンバーを彷彿される曲もある。というか、どれも新しく上質で、奇をてらわない“グレイト・ロック”といった趣がある。

 今年、ポールがワールドツアーを始めると聞いたとき、「大丈夫なのか」といった心配の声もあった。70歳にもなれば、現在の耳の肥えた観客を満足させるステージをこなすのは至難の業だ。これまでの栄光を汚すリスクは高い。巨万の富を得て、それだけの覚悟が果たしてあるのか、そんな疑問が、ぼくにもあった。

 しかし、それは杞憂だった。ポールは今もなお、音楽に対する情熱は衰えず、ライブ空間に飢えていたのだ。そんなことを感じさせるに十分なのが、この新譜「NEW」なのだ。

 間もなく待望の日本ツアーが始まる。多くの人が抱いてる期待は、決して裏切られず、大きな驚きと喜びになるだろう。

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プロフィール

Atsutoshi Yamada

Author:Atsutoshi Yamada
山田厚俊(やまだ・あつとし)
1961(昭和36)年栃木県生まれ。
週刊誌やビジネス誌、サブカル誌などで活動中。詳しくは右のリンクへ(プロフィール詳細)。

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