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真夏の読書

 今夏の暑さも辛い。年々、暑さが厳しくなっているとともに、自分自身が暑さへの抵抗力が弱まっているように感じる。

 そんな日は、読書が一番だ。ムリして外出して疲労困憊するより、エアコンの利いた家のなかでゆっくり本を読む。これ
が、なかなか至福の極み。

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 以前、報告した『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(増田俊也著、新潮社)の後、『海賊と呼ばれた男(上、下)』(百田尚樹著、講談社文庫)、『憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI』(石田衣良著、文藝春秋)を読んだ。

『海賊と呼ばれた男』は昨年、本屋大賞を受賞した作品で、早くも文庫本化したのを購入。地方の石油卸売企業が、大企業にまで成長するまでの創業者のカリスマ性を全面に出した物語。ベースとなっているのは、出光興産創業者の故・出光佐三氏だ。

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

 出光氏をモデルとした国岡鐡造の一生は、戦後復興の日本の足元を支えた成長の軌跡であるとともに、常に業界や官僚との闘いの歴史でもあった。購入時、かなりのボリュームと思ったけど、引き込まれてしまって3日ほどで読み終えてしまった。やはり、百田作品は面白い。

「気骨」ーー彼の作品群には、かつて日本人が持っていた“芯”が共通してあるように思う。とにかく、まだ読んでいない人にはオススメだ。

永遠の0 (講談社文庫)

『憎悪のパレード』は、石田さんのIWGPシリーズ第11弾。池袋の果物屋兼トラブルシューター、マコトがようやく戻ってきた。前作『PRIDE』でもう終わったのかと、気落ちしていた人には朗報だ。

 脱法ドラッグ、パチンコ依存、仮想通貨、情報商材、ヘイトスピーチ……。いま、身の周りを見回してみたとき、社会問題化している事象をいち早く取り上げ、痛快なストーリーに仕上げている。やはり、石田さんが持っている情報アンテナの感度の鋭さには、脱帽するしかない。

憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

 スピード感溢れる展開とウィットに満ちたマコトの言葉によって、重くて目をそむけたくなる問題でもすんなりと入っていけ、読後は爽やかな感覚すら覚えてしまう。最強の都市型エンタテイメント小説といえるだろう。

 まったく違うタイプの筆者の本だが、読者を惹きつける技は共に超一流。どちらを読むかはアナタ次第。さてさて、どっちを選ぶ?

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エアコンの効いた部屋で本を読む。
これホントいいですよね。
お盆は人手不足で他に駆り出され休む間もなかったのですが解放された今はこの喜びを噛み締めているところです。
プロフィール

Atsutoshi Yamada

Author:Atsutoshi Yamada
山田厚俊(やまだ・あつとし)
1961(昭和36)年栃木県生まれ。
週刊誌やビジネス誌、サブカル誌などで活動中。詳しくは右のリンクへ(プロフィール詳細)。

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