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支持率と視聴率

 いまや解散か総辞職しか選択肢が無くなったような菅政権。以前から菅政権には批判的な立場を取っているぼくにとっては「なにをいまさら……」といった感じなのだが、どうやら完全に切羽詰まったようにみえる。

 今年に入り、菅政権の支持率は下がりっぱなしで、とうとう20%を割るような事態になった。菅首相支持の前原外相のグループや野田財務相グループでも、もはやお手上げで、菅首相から距離を置こうという動きが感じられる。

 やっぱり、なにをいまさら!って感じだ。じつは、ぼくが取材先や仲間内の雑談でもずっと言い続けていることが、ある。それは今年の正月明け、テレビ朝日の報道番組『報道ステーション』の視聴率のこと。

 1月5日、番組に生出演した菅首相。しかし、視聴率は6.9%と散々だった。テレビ朝日の看板番組は平均視聴率13~15%、この日の曜日デスクは20%越えを目論んでいたに違いない。だって、年末年始は歌番組やらお笑い番組の洪水で、視聴者はうんざり食傷気味。質の良い報道番組として、時の首相の生出演はきっと視聴者に受け入れるはずだと思い、首相がオファーを受けたときにはガッツポーズをしたに違いないと思う。

 しかし、フタを開けてみたら、通常の半分の6.9%。デスクは頭を抱えて悔んだはずだ。官邸や首相周辺の人々は、これを単なる一番組の視聴率と軽んじていなかっただろうか?

 ぼくはこの視聴率と菅首相の支持率はイコールと考えている。ちょっとラジカルというか、オーバーな見方と言われるかもしれないけど、きっと菅首相の支持率って、10%もないと思う。それを自覚して政権運営に当たるのと、自覚しないでいるのとでは、雲泥の差がある。

 こんな数字なんて気にしないでいいよ。そんな声が首相周辺から聞こえてきたら滑稽だ。なにしろ、世論を気にして支持率を上げることだけに腐心してきた政権だけに、こうしたネガティブな数字にも敏感に反応すべきだろう。自分の都合にいい数字だけを受け入れて、批判的な数字には目を背けるようでは、もはや子どものわがままにしか見えない。

 “大衆の生理”ともいわれる視聴率をもう一度見つめ直し、取るべき態度をしっかりして無意味な政治の混乱だけは避けてほしい。そう切に願うばかりだ。

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プロフィール

Atsutoshi Yamada

Author:Atsutoshi Yamada
山田厚俊(やまだ・あつとし)
1961(昭和36)年栃木県生まれ。
週刊誌やビジネス誌、サブカル誌などで活動中。詳しくは右のリンクへ(プロフィール詳細)。

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