FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ポスト菅から失墜! 前原外相

 政治資金収支報告書にパーティー券を購入していない会社名を記載していた架空計上疑惑に加え、在日外国人からの違法献金問題でポスト菅から一転、進退問題にまで発展しそうな前原誠司外相。

「小沢一郎元代表を政治とカネの問題で排除してこようとしてきたが、彼にとってはブーメランのように跳ね返ってきた。どう説明するのか、じっくり見させてもらう」

 こう語るのは、野党議員ではない。身内の民主党内部から漏れ聞こえてくる話だ。しかも、小沢系議員でもないから、前原氏の潜在的な不人気さがうかがい知れる。

 09年夏の衆院選で政権交代を果たし、鳩山内閣で国交相として入閣した前原氏は、“撮り鉄”と呼ばれる鉄道写真マニアの一面もメディアで喧伝され、国交省に乗り込んだ。

 その間、国交官僚からは政務三役の評判は上々だった。とはいえ、前原氏が全幅の信頼を得ていたわけではない。馬淵澄夫氏、辻元清美氏の副相コンビが、官僚とのコミュニケーションを密にして陰で汗をかく姿が信頼を得ていたからだ。

 前原氏の国交相就任直後、公共事業の削減に加え、八ツ場ダム建設中止問題、JAL問題、高速道路無料化問題などの難問が目のまえに立ちはだかった。さらに、10年9月7日に起きた尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件では、当時所管の国交相でありながら代表選で菅陣営の前面に立ち、おざなりの処置が後々尾を引いた(岡田克也氏も当時は外相でありながら、前原氏と競うように菅支援で積極的に動いていた)。

 つまり、国交相としての職責は何一つ果たさなかったご仁なのだ。にもかかわらず、仙谷由人氏の後押しもあって念願の外相に就任後、ポスト菅候補のナンバーワンとして注目されていた。ご本人も意欲満々で、今年に入り菅首相との距離も置き始めた矢先の政治とカネ・スキャンダル発覚だったのだ。

 思い返せば05年、民主党代表選で菅氏を破り民主党の代表となった前原氏だが、06年の偽メール問題で代表辞任を余儀なくされ、未熟さだけが際立った。辛酸を舐め、一皮むけたかと思えば、さもありなん。脇の甘さや周囲とのコミュニケーションの無さを指摘される始末。もっともそれは、多くの民主党議員の共通項だともいわれている。党内では世代交代論も流れ、民主党の存在自体も危うくなっているなか、頂点をめざす前原氏には致命的なスキャンダルだといえよう。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Atsutoshi Yamada

Author:Atsutoshi Yamada
山田厚俊(やまだ・あつとし)
1961(昭和36)年栃木県生まれ。
週刊誌やビジネス誌、サブカル誌などで活動中。詳しくは右のリンクへ(プロフィール詳細)。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
検索フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。