FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東電の無自覚 おたくも節電しろよ!

「山田さん、この問題ブログで書いてくださいよ」

 日ごろ親しくさせてもらっている民主党中堅衆院議員の秘書氏はこう切り出し、A4のファクシミリを手渡した。

 表紙には「標題:東北地方太平洋沖地震関連情報について」「宛先:国会議員各位」「差出人:本店非常災害対策本部情報第二班」などが記されている。枚数は10枚にもおよぶ。そう、東京電力が、国会議員のセンセイに福島第一原発事故に関する資料などをファクシミリで送信しているものだ。秘書氏はうんざり顔で続ける。

「毎日、頼んでもいないのに送られてくる。多いときは1日に3回も送られる。中身は記者会見の資料なんでしょうが、いちいち見ていません。毎日コピー用紙が20~30枚ムダになるのかと思うと、腹が立ちますよ」

 震災で紙不足が伝えられている。塵も積もれば山で、毎日の紙の消費量、さらにトナーインクの消費量を考えれば嘆きたくなる気持ちも分かる。

「ファクシミリを必要としている議員は当然いると思いますが、迷惑している議員の事務所も多いと思いますよ。ファクシミリの電源を切るわけにもいかず、困っています」

 知り合いの秘書氏だけが特別だとは思わない。ギリギリのスタッフで業務をこなしている事務所が大半で、いちいち東電情報を読んだりファイルしたりしているところは少ない。「どっち向いて仕事しているんだろう」(他の議員スタッフ)との疑問も頷ける話だ。

 そもそも、節電を訴えている東電が、一斉に国会議員に送るのは電気のムダ遣いだと思わないのか。感じてないとしたら東電は本当に無自覚、無反省の企業だと言える。そんなことを考えていたら、表紙にこんな一文が目に入ってきた。

<大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。※弊社ホームページにも同じ情報を掲載しております。>

 おいおい、HPに掲載しているのなら、わざわざファクシミリを送ることはないだろう。希望者だけとか、問い合わせがあればホームページを案内すれば済む話じゃないか。こんなムダを平気な顔でやっておいて、ユーザーに節電を呼び掛けるのは間違っているんじゃない? おたくが率先して節電すべきところ、こんな話が出てくるようじゃ、何の反省もないと言われかねないよね。ねぇ東電さん、もういっぺん頭をよ~く冷やして考えてみてよ。あ、でもクーラーの使用は避けてね。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Atsutoshi Yamada

Author:Atsutoshi Yamada
山田厚俊(やまだ・あつとし)
1961(昭和36)年栃木県生まれ。
週刊誌やビジネス誌、サブカル誌などで活動中。詳しくは右のリンクへ(プロフィール詳細)。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
検索フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。