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民主党代表選

「ちょっと鹿野陣営の引きはがしをやり過ぎた。なんとか第1回目で160票取れれば決選投票で他の票もなだれ込むが、150票以下だと負ける可能性が高い」

 8月29日午前10時半過ぎ、民主党代表選が行われる都内のホテルで、海江田万里氏陣営のスタッフがこう小声で明かしてくれた。鹿野道彦氏陣営の山田正彦前農水相の引きはがしに始まり、決選投票で鹿野氏が2位になった場合、2~5位連合が固まることを怖れ、27日の午後から強烈な引きはがしを行い、鹿野陣営の強烈な反発を食らった。

 海江田氏は1位通過したものの、2位・野田佳彦氏との決選投票は逆転負け。代表選が始まるまえ、各陣営ともに「決戦投票は、いずれにせよ僅差の戦い」(海江田陣営)と話していた。ところが、フタを開けてみれば、38票の大差。これを“予言”したのは、菅グループの一人。決戦投票まえ、相手はぼくに向かって不敵な笑みを浮かべ、こう語った。

「意外と僅差じゃなく、野田は220票に届くかもしれないよ」

 各陣営の事前の仕込みとともに、当日の演説が大きく勝敗を分けたという解説だ。確かに、野田氏の演説はソツがなく、聞く者を引き込む上手さがあった。しかし、ある放送メディア関係者はこう吐き捨てた。

「海江田氏はどうしようもなく下手だった。だけど、野田氏はウソつきだ」

 どういうことか。

「マニフェストの精神は大切で堅持していくと言っていたが、財務相としての彼の言動を思い返せば違うのは明らか。財源が足りないから増税というのは震災まえから言っていたし、財務官僚の言いなりになっていた人物。果たして、公務員の定数削減、給与削減などキャリア官僚をまえにしてできるのか。信用しろというのがムリだ」

 怨念の政治からの脱却とも野田氏は言った。しかし、「脱・小沢」の先頭に立ってきた一人には間違いなく彼も入っていた。人事で小沢グループの処遇をどうするかに注目が集まっているが、それだけではない。これまでの戦犯と呼ばれる岡田克也氏や枝野幸男氏を優遇するのであれば、菅直人氏と何ら変わらない感覚の持ち主だと見られるだろう。

 国難に直面している現状において、果たして野田氏は「菅・民主」からの脱却を図れるのか。真の意味での挙党態勢の実現が望まれている。

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プロフィール

Atsutoshi Yamada

Author:Atsutoshi Yamada
山田厚俊(やまだ・あつとし)
1961(昭和36)年栃木県生まれ。
週刊誌やビジネス誌、サブカル誌などで活動中。詳しくは右のリンクへ(プロフィール詳細)。

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