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敗北感

 ここ数日、脱力感というよりえもいえぬ敗北感が漂っている。12月16日の衆院選の結果を受けてのことだ。周知の通り、自民党圧勝。民主党は壊滅的な惨敗。第三極も不発というか、やはり惨敗といっていいだろう。

 しかし、どの政党が勝ったとか負けたとかを指して「敗北感」に包まれているわけではない。悔しかったのは、投票率について、だ。

 今回の投票率は戦後最低の59・32%。ぼくは前回のブログで、「投票所に行こう」と訴えたり、フェイスブックでも投票に行って! と繰り返し書き込んだ。ぼくのような発信力のない人間がどう言おうとあまり大勢に影響ないけど、多くのマスコミがそう訴えていたはずだ。

 「政治に関心がない」、「投票しなくたって影響ない」、「信用できないから、投票しない」……。行かなかった人はそれぞれいろんな理由があるだろう。投票は「権利」であって「義務」ではない。だから、その権利を行使する必要はない。または行使するに値しない。そんなふうに考えている人が多いように感じた。しかし、ぼくは、投票は限りなく義務に近い権利だと思っている。なぜなら、国政選挙というのは、ぼくらの将来や子どもや孫の世代に直結するものだと考えているからだ。

 ところが、その訴えも空虚なものだったと言わざるをえない。その理由はカンタンだ。マスコミ自体が劣化した、もしくは信頼を失ったからだ。

 たとえば、小沢一郎氏に対する批判。一連の疑惑は、無罪で終わった。しかし、それ以前は犯罪者の扱いを繰り返し、無罪確定後も何の検証も反省もないまま、ふんぞり返ったままだった。ネット世論とマスコミ世論の乖離は甚だしい。

 もちろん、マスコミがウソを書いているとか、間違った報道をしているとは言わない。事実の断片を拾い集め、真実を描き出そうとしている現場の記者はたくさんいる。ぼくは、ぼく自身の反省も踏まえ、マスコミ全体がもっと謙虚にならなければいけないと思う。

 ヒューマンエラーはどの世界にだってある。それをどうリカバリーするのか、それによって見る人、読む人の信頼をどう取り戻すのか。この国の行方を左右する問題に直面しているのにもかかわらず、その重要性を訴えられなかったメディアの検証を一刻も早くやるべきときがきている。そう感じている。

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日刊ゲンダイ見ました。
バカ左翼さん残念でしたね。
プロフィール

Atsutoshi Yamada

Author:Atsutoshi Yamada
山田厚俊(やまだ・あつとし)
1961(昭和36)年栃木県生まれ。
週刊誌やビジネス誌、サブカル誌などで活動中。詳しくは右のリンクへ(プロフィール詳細)。

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