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東京五輪開催決定

 日本時間の9月8日午前5時20分ごろ、2020年の五輪開催地が東京に決定した。

 以前、ここで「五輪招致バッヂ」と題する一文を掲載したぼくだから、素直に東京開催については喜んでいる。

 そもそも、東京招致を反対する人たちの論を聞くと、「原発事故を放っておいて何事だ」から始まって、「石原慎太郎前都知事が思いつきで始めた招致に賛同できない」「猪瀬直樹都知事が何を意気込んでやっている」「安倍晋三首相がまたいい気になって暴走するから嫌だ」といった人物批評に繋がっていることが多いように感じる。ぼくは、どれも反論する気はないが、以前書いたように、もっと純粋な意味合いから招致できたらいいなと思っていた。

 しかし、ぼくは手放しで喜んでいるわけではない。とりわけ、福島第1原発事故の「汚染水問題」は、これまで事故処理を怠ってきたツケであって、真剣に取り組まなければいけない喫緊の課題だ。

 要は、東京開催が外れようが決まろうが、どちらも大変。引くも地獄、進むも地獄といった感じならば、もう眼下の課題から目を逸らさずに取り組んでこの国をもう一度建てなおすのがいいだろうということ。

 国民の歓喜を背景に、消費増税を決め、TPPは丸めこまれるだろうことは想像に難くない。安倍政権の長期化もあり得る(都知事は舛添要一氏だと思っているが……)。それでも、原発事故の処理に真摯に取り組み、東北の復興を一日も早く実現し、代替エネルギーの実現化を進めることが、どの政権だろうが、どんな首相だろうが、やるべき課題だ。決して、ノー天気に原発の海外輸出に汗をかいている場合じゃない。

 でなければ、いざ20年になって、海外の選手団がボイコットすることだってあり得るのだ。そうならないために、真の復興に向けクソ真面目に取り組む必要がある。

 批判のための批判はもうこりごりだし、権力に擦り寄ってへらへらするのも当然、ご免だ。今回も五輪招致に関しては浮かれ三昧だった報道は、ますます国民から冷めた目で見られ、信用されないだろう。是と非を冷静に見つめながら、今後の課題を提示してよりよい社会の構築の一助をめざしていくことが、報道に関わる者すべてに問われているのではないか。少なくても、末端の一人であるぼくはそう思っている。

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Atsutoshi Yamada

Author:Atsutoshi Yamada
山田厚俊(やまだ・あつとし)
1961(昭和36)年栃木県生まれ。
週刊誌やビジネス誌、サブカル誌などで活動中。詳しくは右のリンクへ(プロフィール詳細)。

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